だって美味しいんだもの

旅の記録や日々の備忘録。なかなかダイエットが続かない

【鑑賞記録】罪の声/騙し絵の牙

先日、塚口サンサン劇場で「罪の声」と「騙し絵の牙」を見てきました。

f:id:muscle14106:20210418091118j:plain

というわけで今回もほぼネタバレなしの感想。

 

どっちも良かったけど、原作好きとしては罪の声の描き方が好きだったかな。原作はどちらも塩田武士さん。塚口のこういうリンクしてる作品をハシゴというか勝手に2本立てで観れるようにしてくれるところ大好き。
バーフバリも連作で何回も行ったな。頭痛酷かったけど。エヴァの上映時間に引いてる友人に同意できなかったの大体インド映画のせい。あとスタッフ手作りのポスターも好きです、塚口

どちらも豪華俳優陣なわけだけど、関西人としてはヘンテコ関西弁が結構気になるので「罪の声」の方が見るの不安だったのです。
イントネーションは関西人でも色々あるからそんなでもないけど言い回しが「そうは言わんやろ」となるとリアル感が薄れるというか、なんというか。
特に今回、星野源演じる が関西出身という背景は話の根幹に関わる部分なわけで、そこにウソがあったら成り立たない展開もあったと思います。そういうわけですごく作りが丁寧に感じました。星野源の京都弁やわらかくてかわいかったな。

じゃあ騙し絵の方は?となるんだけどこっちはこっちで上手くやったな、とただの一般人が偉そうに言うのもなんだけど感心しました。

どなたかが感想で罪の声は原作の濃縮還元版、騙し絵〜は原作を原案にした公式パロディって言ってたけど、本当にその通り。騙し絵の方は配役の妙で楽しめました。原作と映画どっちが好きかは好みになると思うけど、映画見てからでも見てない人は小説読んでから、どちらも楽しむのをオススメします!ちゃんとテーマというか、小説の面白さの根底とかテーマはそのまま反映されてたので満足度高かった。

 

それにしても邦画あんまり見ない割に今年は既に4本目…?テーマが好きで、なおかつ俳優の演技が良いと邦画でも大丈夫なことに気付いた。バイプレイヤーズと地獄の花園も見に行こうかなあ。

小学生のときにあった聞き取りテストとメモの話

今週のお題「下書き供養」

 

タイトルにあるあれって意味あったんかなあ?と未だに思う。

そろばんと聞き取りテストだけがいつもめちゃくちゃ点が悪くて、当時すごく恥ずかしかった。親にも当然叱られたし。でも後に東大理3に行くことになる頭の良い子が同じクラスにいて、その子ですら満点じゃなかったから「あのT君だって満点じゃなかったもん!」と言い訳してた。 T君はT君、お前の成績には関係ないぞ😡

 さて、この聞き取りテストが今の時代に残っているのか知らないのだけど、ネットで調べても画像が出てこないので最早存在しない可能性もある。私が小学生の時は3年生ぐらいから毎年やってたと思う。学期末とかにやるカラーテストで「重要だと思う点をメモしなさい」って言う音声CDが1回だけ流されて、その後初めて問題を読んで答えを書いていくもの。かれこれ20年近く前の話。

で、その時に書いたメモは見ちゃいけないって言われてさ(※メモ欄は問題とは裏面に設けられてた)。点線あったからあれ折り目つけてメモ見てもよかったんじゃないの?って今となっては思うんだけど、まだ純粋な心が残っていた小学生の私は先生の言いつけを守っていたわけです。ええ、それはもう無垢だったので。(宿題提出サボってた口が何をいうか)

英語のテストでもリスニングって選択肢だったり問題文だったりを見ながら聞けるし、パターンがあるから聞くべきところがなんとなくわかるじゃないですか。それはテストだけじゃなくて日常の会話だったり仕事での伝達だったりも同じで、突拍子もないことは滅多に話題にあがらないからある程度心の準備ができてる状態だし。

 そう思うと、ますます小学校のこのテストの意味がわからなくなるのです。何の話をされるのかわからないまま淡々としたナレーションの声を聞かされて、「〇〇はなんと言っていたでしょう」「その時の〇〇の気持ちは」って、知らんがな。ましてや1年に1,2枚しかやらないテストだから攻略ポイントもわからん。

やっぱりメモを見て、もしくは問題文を読みながらメモをとっても良かったのではないだろうか。あのやり方では、メモの意味の無さ、いざという時にメモに頼ってはいけないという印象が強くならないかい?

それでも私が今メモ魔なのは高校の時、地元の放送局からアナウンサーが講演に来てくれたことが大きいかもしれない。失礼ながら私はその方を存じ上げなかったのだけど、当時生放送ラジオのメインパーソナリティを務められていて「ラジオで生放送!?喋りっぱなしの仕事じゃん、すげえ」とダウナーJKだった私は感心してお話を聞いていたのです。もう詳細は忘れてしまったけど、人の話を聞きながらメモをとる方法とその大切さを話されていました。

そのアナウンサーは今もテレビに出演されていて、時折メモを取られていて、真摯な姿勢がいいよな〜と眺めています。自分の考えを整理するのにも役立ちますよね!よし、これからもメモ魔を続けよう。

 

とまあ下書きに残ってた記事をリサイクルしてブログに戻ってまいりました。なんでこんなネタ書こうとしてたのか思い出せないけどお話聞く時のメモは大事!新入社員のOJTも始まっていく時期だけど、メモを取る姿は割と印象がいいですよ…!と社会人の先輩からのアドバイスです。(というかとらないでペン回ししてた新人はめっちゃ悪目立ちしてた)

ようやく諸々のドタバタが終わったので、文章を書く余裕が出てくるはず。ああ、でも明日からFF14が新パッチですね。映画の感想早めに書きに来たい。

ひとまずスローペースで再開するには丁度いいお題だったかな。それでは、また

【鑑賞記録】ガンズ・アキンボ

先週の水曜日に見てきました『ガンズ・アキンボ(原題:Gunz Akimbo)』。

主演はダニエル・ラドクリフ。例のごとく本筋のネタバレはなしです。

 

<あらすじ(公式イントロダクションより)>

❞ゲーム会社のプログラマー、マイルズ(ダニエル・ラドクリフ)はネットのコメント欄に過激な書き込みをする“クソリプ”で日々の鬱憤を晴らしていた。ある日、殺し合いを生配信する闇サイト「スキズム」でクソリプ祭りをしていたマイルズは、闇の組織に襲撃されてしまう。目を覚ますと、マイルズの両手にはボルトで拳銃が固定されていた!! さらに「スキズム」に参加し最凶の殺し屋ニックス(サマラ・ウィーヴィング)と戦って 24 時間以内に勝てと命令される。彼女のノヴァ(ナターシャ・リュー・ボルディッゾ)も人質にとられてしまい、逃げ場なし!! 果たしてマイルズは、二丁拳銃(=アキンボ)を武器にこの無理ゲーを攻略し、彼女を救うことができるのかー!?❞

 

いやー、『スイス・アーミーマン』のノリがぶっちゃけ合わなかったんで、どうかなーと思いながら行ったんですよ。まあでもレディースデイやし、もう1本とハシゴするための前哨戦みたいなもんやしハズレでもいいかーと全然期待せずに。

「あのダニエル・ラドクリフの腕がショットガンになって殺し屋と戦う」ってぶっ飛び設定には惹かれるけど、既に出オチ感あるやん。

そしたら、予想外にハマった!!ダニエルくん以外もキャラが濃い濃い濃い

f:id:muscle14106:20210308201749j:plain

パンフレットまで買った!(違うものまで写っている)(なぜならまだ引きずっていた)主演お二人と監督のインタビューが載っててよかったし「あ、この人気になってたんだー」という人までプロフィール載ってたからラッキー😁

ふと「もしやこれは、現代のネット社会に対する警告か⁉︎」と頭をよぎるんだけど、すかさずベタでコミカル(というにはバイオレンスすぎる)な演出を入れてくれるから「これはコメディでエンタメですよ!」とダメ押しされて純粋にサイコー!となる。
なんせタイミングが神がかってる。このシーン撮りたいがためだけにやりましたみたいなシーンが沢山でこれ、絶対オタクが撮ってる…オタクの夢が詰まってる…と謎の感動。ゲームっぽい8ビット音とか、どう考えても狙って入れてる音楽とか。
キングスマンとかキック・アスとかエドガー・ライト作品楽しめる人はきっとこれ好きだよな。私は大好き。

それぞれキャラが立ってるし、程よく「あ〜わかるわ〜」ってなる距離感。妙にリアル。結末までもそう。いや、ニックスちゃんみたいにはなれないけど。でも行動原理みたいなところが丁寧に描かれてるから、そういう状況になったらそうかもしれないって想像できるってこと。たぶん極限状態でシャブやってもああはならない、普通の人間は。

ところでニックスちゃんがバイクでちゃんとヘルメットかぶるところがいい。身を守るためなのか、元々の教育の賜物なのかわからんけど、ちゃんとしてる。

真面目に見たらこの作品はこういうことを伝えたいんだ!とか考えるのかもしれないけど、なんせ頭空っぽで見る方が楽しいので、言えることはネットの荒らしダメ絶対!あと両手銃は不便!ってことだけ。あれ立ちションかなりきついぞ。

同日に見た『ステージ・マザー』もこれまたベタな展開ではあったんだけど、個人的には凄くシラけちゃって。主人公に都合よく上手く行きすぎる展開って相当主人公を好きじゃないと肯定できない。テーマが興味深かっただけにショーのシーンは楽しめたんだけどね。

だからこれは完全に見る順番を間違えた。なんせこういうこと考えずに見れるのがガンズ・アキンボだったのです。頭空っぽにして見れる映画は最高だ。

読書の能力を取り戻せたのかの顛末

先日書いたこちらの記事の通り、長文の物語を読めなくなっていました。

muscle14106apfel.hatenablog.com

思いつく限りのリフレッシュをしたところで、ちょうど通勤のお供にしていた西加奈子さんの『ごはんぐるり』を読み終えたので、恐る恐るながら止む無く積読となっていた『身分帳』に切り替えました。

すると、するすると文字が頭へ入ってくる。読めるッ、読めるぞーッ!

慣れない言葉が多い序盤のため読むスピードはゆっくりなものの、繰り返し読むことなくすんなりと進むことができるようになっています。良かった。ガチで読めなくなっていた時よりは軽度だったようです。あの時は読む気力すらも失っていっていたわけだし。

 

ただ、それとは別になんとなく読みにくさというか圧迫感を感じて考えていたのだけど、文字が原因なんじゃないかと。人それぞれ好きなフォントやサイズがあるように思う。好きというか親しみやすさだろうか。

f:id:muscle14106:20210303144433j:plain

我が家の本棚を眺めていると(大手だけで見ると)所持数は新潮>文春>角川>講談社の順。新潮文庫の手触りとか紐のしおりだとか紙の色、そもそもの作品のラインナップが好みに合っている。

一方、我が家で一番少なかった講談社文庫はどうかというと、なんとなく積読してしまっているものが多い気がする。その理由はたぶん、文字がギチギチしていて圧迫感を感じて読み進めないことだ。そして『身分帳』はその講談社文庫である。

余白自体はパッと見では他社の文庫本と変わらないように見える。

それでは文字数か?1行あたり40字、1ページに17行。 

ちょうど手元にある『東の海神 西の滄海』(新潮文庫)と先ほどの『ごはんぐるり』(文春文庫)を数えてみるとそれぞれ、1ページ17行39字と16行38字だった。つまり、余白が同じならptと行間とか字間が小さいのか……?

というわけで検索してみたところ、大変興味深い講演レポートが出てきた。

www.shinchosha.co.jp

現在の活字は、「仮想ボディ」と呼ばれる枠をつなげて組を作ってるんですが、講談社文庫では仮想ボディをやや大きくして、かつ少しずつ重ねてるんですね

今はヒラギノ語で少しゆとりがあるということで、手元にあるのは新装版だから、これでも読みやすくなっているのか……という驚きもあったが、ルビが単語からはみ出ているところも含めて、言葉をお借りすると本当に「アダダダダダ!」と攻撃を受けている感じがしっくりきた。

かと言って文字が大きくて間隔も開いてたほうが読みやすいかというとそうでもないんですよねえ。啓発本とかでも「これは説得力ありそう!」って思うものと、そうでもないものがあって、「パワーポイントでプレゼンでもするんか?」って感じの余白だらけのページが多い本は個人的に信用していない。講演レポートの後編を読んだ上でわかったのは、文章そのものや時代に合わせて「読みやすさ」は異なるし、文字や組み方の印象と本文への印象は強くリンクするということだ。自分でも企画書とか作る時は意識してみよう。

うーん、でもこういう意味で読みにくい本は攻撃受け続けるしかないのか。まあ、こればかりはデザイナーさん、編集者さんをはじめプロを信じるしかないですね。電子書籍ならフォントを変更できるそうですが、まだ私は紙の本が好きなのでむしろその文字組や装丁まで味わいたい。

なので最後に私が愛してやまない新潮文庫の、文字へのこだわりについての記事を発見したのでご紹介して、今日はおしまい。

www.1101.com

いざ宇治へ参らん。ソフトクリームを所望する

昨日投稿した通り、大好きな小説を読めないという由々しき事態に陥ったのでひとまずリフレッシュしようと思い、姫路へ行く予定を立てていた。が、寝過ごした。書写山とスコーン専門店に行く気満々だったのに!「今日も映画聖地巡礼よフフフ」ってやるつもりだったのに!

しかし「どこか行きたい」欲と「行かないと流石にやばいのでは」という不安で「どこかに行かなければ」となって、考えを張り巡らす。と言ってもこれといった目的もない。そんな時はそう、「まっぷるトラベルガイドや!」とひらめく。関西…めっちゃある。。。

というわけで(どういうわけで?)宇治に決まりました!2年前にお抹茶買えずに帰ったリベンジです。というか2年前はハイキングの名目で駅近くの名所は一切回ってないんですよね。平等院鳳凰堂見てみたい!あとソフトクリーム食べたい、とても!ということで決定。

大阪市内からだと伏見や宇治は京阪使うのが早くて安い。だけど京阪ってなんで京都から大阪向かう時あんなに座れないのか。大阪→京都はそうでもないのに、謎。

f:id:muscle14106:20210226193741j:plain
f:id:muscle14106:20210226193712j:plain
f:id:muscle14106:20210226193649j:plain
f:id:muscle14106:20210226193627j:plain

前回は前回でこんな感じにすごく綺麗だったなあと今見ても思います。そして自然がとても近くていい!ただ、今回はこの時みたいに人がぜんぜんいなくてびっくりしました。そろそろ戻っていくのかな。
 

ところで平等院鳳凰堂見たことないし見たい!と電車に飛び乗ったものの「なんか、写真撮ったらあかんとかなかったっけ?」と思い出し、検索してみると、これだ!

www.kyoto-np.co.jp

読んだ上で、公式サイトの問い合わせ欄を見てみると、非営利かつ宣伝目的でもないのなら問題なさそう。よーし、不安もなくなったし行ってみよう!

 

到着するも、、、寒っ!!!宇治川雄大すぎるぜ…。きれいな公共トイレが至るところにあって大変ありがたかったです。

f:id:muscle14106:20210226195819j:plain

雪がちらつく中でしたが間近で見る鵜に感動。かわいい。というか野生で捕獲したのもいたんだが、完全に人の手で孵化させてるものだと思ってた。小屋の看板もいい味出してるんですよねえ。

f:id:muscle14106:20210226200657j:plain
f:id:muscle14106:20210226200732j:plain

 神社にもお参りして、地名の由来なんかを勉強しつつ鳳凰堂へ向かいます。宇治上神社の社殿は現存する最古の神社建築なんですって。建築の違いは面白いのでいつかちゃんと勉強したいところです。

緊急事態宣言が近畿の2府1県では2月末に解除されることが決まったので、ちょっとずつお店や文化施設も開放されていくかと思うのですが、この日はまだ南門が閉まってました😣気を取り直して表門へ。遠回りとわかっていながら西側を通ったので縣神社も見ることができました。

f:id:muscle14106:20210226202628j:plain

まず一言。超広角レンズ持ってきておいてよかったーーー!10円玉で想像しているよりも横長でした。そして晴れていたらきっと綺麗に水面に映るに違いない。ちなみに10円玉が手元になかったので一緒に写真は撮れてません。1万円札は持ってたのに完全に失念していた。

f:id:muscle14106:20210226204654j:plain

お庭もたしか極楽浄土を表現してるんだよね、と中学時代のおぼろげな記憶をたどる。もう少し暖かくなった頃にはきれいな緑も見られるんだろうなあ。それでも、この日もお花が綺麗でした。冬(暦では春だけれども)のお花好きなんですよねえ。雪に映えるような色彩なのにどこか慎ましやかで。

f:id:muscle14106:20210226204430j:plain
f:id:muscle14106:20210226204451j:plain

 ミュージアムも充実してて大変勉強になりました。解説もしっかり書かれているし、「仏像よくわからん」って人でも馴染みやすい。百人一首とかで平安時代に興味持った人も時代背景とかの理解を深めるのにすごくいいんじゃないかなーと思います。時間があったら内部拝観もすべきだったなあ。

 

しかし、ミュージアムから出たらめちゃくちゃ寒かったのでソフトクリームは中止。

その代わりに手に入れたのが、お家でできる「ほうじ茶カプチーノ」!見てこれ!めっちゃおしゃれ!スタバでグランデサイズ頼むぐらいに好きなので、お家でできるやつ探してたんですよね。お茶屋さんのだから絶対おいしいやつ。

f:id:muscle14106:20210226205754j:plain

こちらのお店は出てすぐのところでしたが、表門から通りまではお茶屋さんが軒を連ねてて、ずっといい香りでした。こう、五感が満たされる感じって良い。

ところで外国人の観光客も何組か見たけど、お茶の苦みは大丈夫なのかしら。ドイツのホームステイ先でティーバッグの”grünen tee"を用意していてくれたのだけど、初日に「砂糖かミルク入れる?」って聞かれたのを衝撃的すぎて未だに覚えている。でも台湾の甘いお茶というのは飲んでみたい。

 

そして、何度も言うようですがめちゃくちゃ寒かったので、この辺で切り上げて帰ることにしました。だいぶリフレッシュできた!本は読めるように戻るのか!?次回以降に乞うご期待

目が滑る

もう2月も終わりか。

そういえば去年のこの時期は退職者が多くててんやわんやだったなあハハハ、と思っていたところ今年も数名が去ることが決まっていたらしい。笑ってる場合とちゃう、めっちゃ仕事増えますやん!とマジで忙殺されてました。スケジュールの組み直しとか色々あるよね〜。

でも次の職場(?)でも頑張ってくれよな!😁👍

 

と爽やかに言ってみたものの、身体は嘘をつかないもので。

映画を見に行く時間が取れそうになかったので『すばらしき世界』の原案小説『身分帳』を読もうと思ってたんです。が、いざ読み始めると文字が滑る!1ページ目で「ん?おかしいな」と思いはしたものの2ページ目でギブアップ。単語と単語がつながらず文としての意味が全く頭に入ってこないのです。見えてるけど何かはわからない感じ。

 

やばい、これ前職でうつになりかけてた時と似てる!

あの時は大好きなゲームすら触れなくなってたんで、今回はそこまでじゃないにしても心身ともに疲れてるわこれ。経験上休めばゆっくりだけど元に戻ることがわかっているので、早いとこ気晴らしに出かけよう、美味しいケーキでも食べよう、せや、いちご食べたいとすぐにリフレッシュ方法を考えたのだけど、そもそもこれって私だけなんだろうかと思って調べてみた。

 

意外といる!その中でも一番近いなと思ったブログがこちらだ。

equal-001.hatenablog.com

そうそう、文字という文字が全く読めないわけじゃないんですよ。読むスピード自体も多分変わってない。できることを書き出してみた。日常的に触れている中でも下記の文字は読める。

Twitter、Pixivなどにある短い二次小説

・エッセイ集、Twitterなどの短文

・説明書、仕様書、標識・地名(ルート検索など)

・客先からのメール、チャット

・自分が書いたメール

興味の問題ではなさそうだ。なぜなら仕様書も標識も必要に駆られない限り自らは読まない。だが、これらは全て決まった様式があって、なおかつ少ない文字数で結末までわかる。だいたい1つの話題にしか触れていないから想像するシーンもそれほど多くないというところでは共通点がある。

一方で長編小説で文字が浮いたようになるのは、まさに集中力が著しく欠如しているということじゃないだろうか。1ページで小説の全容はわかるわけもないし、場合によったら主人公すら登場していないかもしれない。となると5W1Hを把握するのに何度も読み直して記憶して次のページへ行く、すると疲れて余計に覚えが悪くなる、を繰り返している気がする。英文を一つ一つ訳して読んでいるような感覚。

 

音読すると治ったという人も検索すると多いようだけど、普段の読書から脳内劇団員が読み上げてくれてるタイプの私では読むのに時間がかかりそうで試していない。納得の行く演技じゃないとこれ以上はできません、先生!というか読めない時は劇団員すら出てこないな。

こうなってくると私はもう休息をとるしかないなーと思ってる。今読めなくたっていいじゃない!疲れてるんやと自覚して甘やかすのって時々めちゃくちゃ大事だと思う。

というわけで明日はまたおでかけ日記に戻ります。

【ふり返り旅行記】高千穂峡でソロ手こぎボートデビュー

たまには国内旅行のふりかえり。

2019年秋、私は高千穂峡まで行き、ぼっちでボートを漕いできた。

滝の真下ってなんであんなに楽しいんだろうね。これがマイナスイオン効果か!と一人で感激。あ、いや、ちょ……水しぶきの量半端ないんでもう少し寄ってもらえませんか、混雑具合がすごいけども。

f:id:muscle14106:20210213101120j:plain

え、周り?カップルか家族連れしかいませんでしたが、何か???今から一人で行こうとしている人、大丈夫です。ちゃんと延長なしで写真も撮って帰ってこれます。こんな感じで間近で撮れます!

f:id:muscle14106:20210213102820j:plain

久しぶりに運転して肩がバッキバキになった私でも、小学校の自然学校のカヤックを転覆させそうになってバディにぶち切れられた運動音痴な私でも、延滞料金なしで大丈夫でした。受付のおっちゃんに人数を告げるんだけどその時に「1人!?」ってちょっと驚かれるぐらいです。待ち時間におっちゃんが話しかけてくれたので寂しくなかったし。

f:id:muscle14106:20210213103127p:plain
f:id:muscle14106:20210213103149p:plain
左のタイプじゃないからゲームの操作感覚で漕げた

待ち時間にチョウザメ見たりして過ごしてたけどボート内完全ワンオペになるからカメラの設定とかやっておけばよかったなーと、そこだけが心残り。曇ってたのに露光調整とか甘くていくつか白飛びしたような写真になっちゃったのよね。 

f:id:muscle14106:20210213103610j:plain

手違いでETCカードを予約できてなかったりして、宮崎空港から4時間弱かけて来たんだけど、このチョウザメがいる池はイザナギイザナミの婚礼の地と言われてて、神様の移動能力すごくね?と思ったり。いや、昔の人みんなえらいよね。

f:id:muscle14106:20210213104333j:plain

カモさんもいっぱいいた。ボートなんて気にせずスイスイしててこっちがハラハラ。滝のほうにはいなかったな。

f:id:muscle14106:20210213105720j:plain

なんや一人でできるやん!ってことが増えると成長した気分になるし、一人旅の良いところは、自由気ままに動けることだ。好きなものを好きなだけ眺めて、食べて、帰るだけ。強がってるわけじゃないぞ。帰りしなに日向岬にも寄れたしね。でもこの立派なリアス式海岸で一人、火サスごっこするのは虚しかったから、できれば誰かを召喚したい。

f:id:muscle14106:20210213104917j:plain

というか、社会人ってどうしても時間をあわせるのが難しいんですよ。繁忙期も定休日も違うし、家の用事だってあるし。あと車を誰が出すかとか色々気遣うしね。それでもマイカーほしいなー。この一年遠出を控えてて改めて車があればなあって思うこと多かった。

それはそうと去年と今年、卒業旅行を予定していた学生さんは本当に気の毒だから、ある学生が言ってた「2週間のおやすみ」をせめてプレゼントしてあげてほしいな。弊社は新卒採ってないけど、もしそういうことなら仕事面で普通にサポートします。

 それでは本日はこのへんで

ひょんなことから

先日、我が家へ消防の方が突入してきた。朝9時のできごとだ。

f:id:muscle14106:20210212104334p:plain

まさか自宅に向かってるサイレンとは思うまい ※イメージ

といっても、ウチに何かあったというわけではなく、何かあったのはマンションの近隣住民。玄関から入れないのでベランダを確認させてほしいというだけだったのだが。

最初、チャイムには居留守をしたのだけど(うちの地区はやたらネット回線のセールスが多い)ドアを激しく叩く音でビビって(取り立て的なアレかと思った)ひっそりと玄関先に近づくと消防の制服を着た人たちが何やら話しているのが見えた。

ボヤなら火災警報が鳴っているはず……と考えつつ、再びチャイムが鳴らされて出てみると、どうやら様子が違う。詳細は伏せるが、一刻を争う事態の可能性があるということを理解すると同時に「すぐドア開けます」と返答するも頭の中は(部屋片付いてないし、まだパジャマやねんけど……)ということでいっぱいだった。

この前日、私はレジスタンスウェポン強化のためにマハ8周をして2時に寝て、漸く起きて朝のコーヒーを飲み終えて、そろそろ出勤の準備をするかというタイミング。すっぴん、ノーブラ、趣味丸出しの写真集広げっぱなし、、、などボロボロで最悪のコンディションである。

声を大にして言いたい。自分の城に突然の他人の侵入は想定してないんだよ!!

消防の人たちはお仕事なので気にされていないと思うし、私も何か起こさない限り二度と関わることもないんですけどね、何回も隊員の方に「すみません」とか言われて段々と恥ずかしくなってきていたたまれなかった。いや、ホント消防の人たちは悪くないです。。。

結果的に事件も事故も起こってなかったからこんなこと言えるんだけど、全部終わった後に人間としての尊厳を傷つけられたみたいな気分になってショボショボしながら仕事へ行きました。関係ないのに巻き込まれたというモヤモヤと何故か、普段から片付けとけよと友人らに反省を促されてなんだかなあという気持ち。

 

ただ、この突入の時点では生死に関わることなら、それはほんの些細なことでしかないと思ってたし、協力(とはいえできることなんて通路を開けるぐらいしかなかった。他に何かできることはあるんだろうか)できるなら何でもします!という感じだった。

そんな時にふと孤独死ってどうやって気付かれるんだろうか、と考えた。そのうちスマホとか家電が何日使われてないとかで異常を検知してくれる時代が来ると想像してはいるけど、たぶん今は家族や知人が通報するか、近隣住民なんかが郵便物の状況を見て気付くしかない。

でも、都会で隣近所の住民とロクに関わりがない中でそんな異常に気付けるだろうか。気づかなかったら気づかなかったでちょっと嫌な気持ちになると思う、きっと。私にはまだ仕事もあるし、家族もいるからたぶん早く気付いてもらえる。だけど、そうじゃなかったら?と考えるとゾッとする。死んだあとのことなんて、とは思ってもマンションの管理人さん困るやろうな、とか見つけた人可哀相やな、とか。家族でもスマホしか持たない人は万が一それが使えなくなったら連絡手段もないよね、とか。

思っていたよりも動揺して落ち込んでいたみたいで、こんなことまで考え込んでしまった。

 

ザワザワした気持ちが嫌で、本屋をうろついていたらやさしい帯に惹かれて購入。

こんな日もあるよね。

f:id:muscle14106:20210212113908j:plain

 

【ふり返り旅行記】ワシントンDCのメトロは難しい

先日の記事でも触れたように、Googleマップに翻弄されることがしばしばある。

国内では、客先に打ち合わせで訪問する際にマップが示す通りに歩けば裏門へたどり着き、通れなかったことがあるし、海外では表示されているバス路線が廃止されているというピンチに陥った。今回はその時の話。下調べと複数の情報比較、とても大事。

 

f:id:muscle14106:20210127192654j:plain

ワシントンDC観光は博物館群の見学が主な目的で、それにはスティーブン F. ユードバー=ハジー・センター、いわゆる国立航空宇宙博物館別館も含んでいました。よく映画に出てくる機体の整備をしたり屋外に機体を並べている建屋はこっちの別館です。

f:id:muscle14106:20210131104115j:plain

所狭しと飛行機が並んでいて壮観。

f:id:muscle14106:20210131115703j:plain

見てて気持ちのいいものではないけど、「エノラ・ゲイ」も常設展示されています。展示方法についてはWikipediaでも言及されているけど、館内で子供向けに開催されている学習ツアーでは第二次世界大戦の話をしているようでした。横を通った時にJapanと聞こえたので全く触れないというわけでもないようですね。

f:id:muscle14106:20210127192446j:plain

 

ところで別館は、映画とかで登場する時はすぐに場面が変わるから近くだと思いがちですが、実は市内中心部からものっそい遠い。

そりゃあ地下鉄乗って、バスに乗り換えて、とか、自家用車取りに戻ってとかのシーンあったら蛇足でしかないもんな。メトロのマップの縮尺絶対おかしい。

そして、冒頭の話に戻る。出発前に調べたら市内から直通バスがあって、それに乗ったら乗換なしであっという間に到着…という手はずだったのが、そもそもマップに載ってたバス停が見当たらない。帰国後にもう一度調べたら、直通バスはとっくの昔に廃止されていた。どおりで時刻表が表示されなかったわけですな。

とはいえ、こんな事もあろうかと、代替案をメトロからの乗り換えで調べていたのでL'Enfant Plaza Metro stationへ向かうことに。Wiehle-Reaston East Stationで降りて983番のバスに乗り換えるルートです。

どうしてもバスで行くのなら5Aという路線でDulles国際空港まで行き、そこから983番のバスに乗り換えるのが一般的なよう。この時たしか1時間に1本しかなくて帰りの時間が不安だったんだよな…。料金は若干メトロの方が安くなります。現在はメトロのシルバーラインが空港まで繋がっているので、そちらからも同様に乗り換えできるみたいです。

 

そして、災難は続くもので、そのメトロに乗るのにめちゃくちゃ苦戦しました。

切符を1枚1枚買うのではなく、SmartTrip Cardを2ドルで発行し、プリペイド式で使う方式です。バスにも使えるとのことだけど、本当かわからなくて小銭用意してました。バス内でチャージもできなさそうだし。持って帰ってきたけど有効期限とかあるのかな。

f:id:muscle14106:20210131104515j:plain

厚みのあるしっかりしたカード

これにチャージするだけでしょ?って侮るなかれ。操作盤がタッチパネルでない上にボタンは5つぐらいしかないし、昼特割引的な存在があるせいでいくら入れればいいのか全くわからないのだ。数字の入力がまさかスイッチで1個ずつ上げ下げするアナログタイプとは思わないじゃん……。

乗り放題を買うつもりが、「カード代2ドルやで!なんもせんかったら8ドルチャージやで!どないする?」みたいな表示に「チャージしてから乗り放題買うんか?」と盛大に勘違い。帰りの駅でもちまちま入金することに。

ちなみに友達のクレカは対応外で泣く泣く現金入れてました。

同じアメリカでもニューヨークと同じ感覚で行ったらアウト。ニューヨークのカードはポケットに突っ込んでたら折れやすいのはたまに傷だけど、購入方法はシンプルだし場所を選べば対応言語も複数あるし、チケットは裏面にメッツとかヤンキースの広告入ってたりしてラッキー♪となるので好きです。

旅行される方はこちらで丁寧に解説されているので、是非ご覧ください。入り口が悪かったのか駅員さんも見当たらなくて、すごく困ったので……。

locotabi.jp

 

そして40分ほど電車に揺られ、乗り換えてバスにも40分ほど揺られようやく到着。

うん、なんで移動込みのオプショナルツアーが人気かよくわかった。自力で行くのものすごく面倒臭い!でも往復20ドル程度という価格はおいしすぎる。

ただ、本物の戦闘機やスペースシャトルを間近で見れるのは本当にテンションが上がるので往復3時間と多大なる手間をかけて行ったことに後悔はない!本館は文化とか歴史の解説が多い分、機体を見たい人はこっち行くしかないっしょ!と思いました。

まさか日本やドイツの戦闘機が並んでいるとは思わなかったから、どんなふうに解説されているのかは個人的に気になってじっくり読んでしまったし、ブラックバードを「こんな、こんな近くで見ていいんですか!?」と興奮したり。

f:id:muscle14106:20210131125223j:plain

戦闘機ばかりでなく広告宣伝や遊覧、中継放送のための乗り物も展示されているので平和な展示にホッとしたり。

f:id:muscle14106:20210131125025j:plain
f:id:muscle14106:20210131125124j:plain

f:id:muscle14106:20210131125056j:plain

結局4時間ほど滞在。ずっといても良かったのだけど館内のマクドは混んでいて、他に食べるところもなく空腹でギブしました……。おみやげショップにはNASAグッズも大量に売られているのでまたまたテンションが上り、サービス精神旺盛な店員さんに出身を聞かれ答えると、まさかの関西に住んでいたことがあるというお話まで聞けて、ちょっと盛り上がったり。

なんとも楽しい思い出になりました。

 

しかし国の広さも政治も違うから当たり前なんだけど、日本の全国で使える交通系ICカードのありがたさが今更になってわかる。だいたいどこでもチャージ方法同じだし。

首都にしては不便だよな、と東京と比べてしまって思い出したのは『東のエデン』でホワイトハウスが思ったより小さい、みたいなクダリ。自分の知ってるものに当てはめて理解しようとしてしまいがちだけど、驚き、新鮮に感じて対応していく柔軟さも持ち続けたいものです。

それでは今回はこの辺で

 

【鑑賞記録】ヤクザと家族 The Family

鑑賞してから一晩。ようやく咀嚼できてきたので記録していきます。

今回も公開間もないのでネタバレは、なし!気になってる人は観に行きましょー!

”これは、ヤクザという生き方を選んだ男の3つの時代にわたる物語。荒れた少年期に地元の親分から手を差し伸べられ、父子の契りを結んだ男・山本。ヤクザの世界でのし上がる彼は、やがて愛する自分の≪家族≫とも出会う。ところが、暴対法*の施行はヤクザのあり方を一変させ、因縁の敵との戦いの中、生き方を貫いていくことは一方でかけがえのないものを失うことになっていくー。”(公式ホームページ・イントロダクションより)

いやもう、色々と感情が高ぶってしまって、消化までに時間がかかった。

前回の映画鑑賞記録で私は、「愛は人を輝かせるよね」とか言った。言ったし、その感想自体は間違ってないと今も感じてるけど、それだけじゃないんだなあ…。

だから今回は手放しに「好き!面白いから見て!」というノリではオススメできない。ラブコメとかカーチェイス、爆発、怪獣大暴れみたいなアクションならいくらでもハイテンションで語り始めるが。だけどハイテンションじゃなくても語りたくなる作品です。朝起きてからレビュー読みまくってもう一回考えたもの。

 舞台挨拶中継に行けなかった分、明日の『ボクらの時代』を録画しなくては。

 

<今回のエモかったポイントとかすげーとなったポイント> 

・考えさせられる家族のカタチと幸せ

父と子という関係、あるいは兄弟という「家族」を見出した場所がたまたまヤクザだっただけで、そして、新しい関係ができたとして、なんとも家族って複雑だなあと思わされるし、そこに虚しさとか衝動とかを感じざるを得なかった。

そして役者さんの表情とか、セリフ選びに「ああ、家族だもんなあ」って説得力が増して、もう一つのテーマであろう「道を外れた人間の生き方」を深々と考えさせられました。属性ではなく一人の人間を見つめられているだろうか。今の時代、幸せとは呼べないまでも、すべての人にせめて家族や友人やらの繋がりは保障されているのだろうかと疑問を抱く。

劇場が明るくなると「かっこよかった」とか「美しかった」って声が聞こえてきて、私も特別に役者さんのファンというわけじゃないけど、所謂圧巻の演技だったと心の中でうなずいた。月日の経過とかを感じさせる演技も、メイクも、道具も全部揃ってて、社会の変化がよりリアルに伝わってきた。たぶん演技がイマイチだったら、それこそ裏社会なんて身近な存在じゃないから、ここまで入り込めなかったと思うのです。

・家族映画だけど任侠映画でもある

純粋にヤクザ映画ではないと思うのだけど、やっぱり見るからには抗争とか盃事とか刺青とかのヤクザ映画あるあるな描写に期待していたので、ある種セオリー通りな流れとかには感動するレベルで期待を裏切らないでくれました。

そういう意味では『新聞記者』の監督さんの作品ということに改めて驚く。タブーへの問題提起という意味では共通部分もあるかもしれない。どちらも主人公の立場を必要以上に美化した描写ではないから余計に。ただ、こんな映画も撮れるんだ!というぐらい、それぞれのシーンで「そうそう!こういうのが見たかった」ていうドンピシャに画に引き込んでくれる。淡々とした描写じゃなくて、すごく良かった。

見終わった後に知ったのだけど、撮影方法も工夫されていて、何度も見て、感じたくなる作品でした。

・ミレパ最高だ……!

終わった人はとにかくMVを見てくれ、としかもう言えません。

ちなみにミレパのMVではPhilipが好きです

 

ほんっと、もう一度見に行こうかな。今度は表情とか撮影方法に注目したい。

ところで映画内では20年の変遷が描かれたわけだけど、タバコのパッケージの表示が変わっていくのは何とも複雑。非喫煙者だから良し悪しは分からないけど、あのデザインを殺していく感じの注意書きがすごい。たしか表示面積50%以上になったんだっけ。去年だったかに出てたhi-liteのジッポは全面あのカラーでちょっと安心した記憶がある。

 

しかし緊急事態宣言、延長されるようですね。

医療関係者の負担は少しでも減っているのだろうか。それにしても、もうちょっと早めに言ってくれへんのかな。

自分でも気持ちに余裕がないと反省しているけれども、上映中に咳する人とかいるとちょっと嫌だな、と思うようになったし、やっぱり前後左右は空いててほしいって思ってしまう。

土日は人多いだろうな。平日に行くのが得策かと思いきや、20時までで閉まってしまう劇場が多いので仕事帰りでは間に合わないこともしばしば。うーん、劇場スタッフさんたちの時短のためと言われればともかく、本当に意味あるの?って疑っちゃう。また見に行ける時間にやっているといいのだけど。

最後は愚痴っぽくなってしまいましたが、本当に何度でも味わいたい作品でした。 それでは、本日はこの辺で