【振り返り旅行記】アルカトラズ島
トム・ハーディの映画『カポネ』を結局見に行きそびれて悔しかったので4年前の旅行でアルカトラズ島に行った時の写真を蔵出し供養。ちなみに映画は出所後の話。
これこれ!このイメージ!とテンションが上って撮った。天気が悪い。
島へは船で行きます。乗り場がかの有名なフィッシャーマンズワーフから微妙にはずれているピア33なので迷子になったけど、敷地に入ったら島の模型があったり、記念撮影の人やそれらしき人(※囚人ではない)がいるのでなんとかなった。波があったのを見て、こりゃ脱出無理だわーとなる。
島へはおそらくツアーでしか行けないのだけど、着いたら船の時間までは自由行動です。
老朽化や維持費の観点から刑務所としては1963年に閉鎖されているのだけど、1969年頃にインディアンによる占拠事件があった時の名残りらしい。船から降りてすぐ見えるから何かわからなくてちょっとビビった。
尋常じゃないレベルで鳥がいる。容赦なく糞を落としてくるので恐怖。
エントランスの趣味悪すぎるだろ!これは完全に収監の流れじゃないですか…!となって逆に観光施設と割り切れていいと思います。お土産物屋もそれ売っちゃうんだ(笑)みたいなものが多かったです。
とはいっても刑務所の中でもマシな処遇が受けられるところだったらしい。必ず個室が与えられているし、模範囚は楽器の持ち込みなんかも許されたそう。囚人の生活については音声ガイドが詳細に解説してくれるので大変よいです。
最後の食堂メニューと言っていた気がする。わりと豪華なのでは。ちなみに食堂で喧嘩が起こると上から催眠ガスが噴射するようになっているらしい。
でも14回だったか脱獄事件(未遂含む)やストライキなんかも起こっていて、その形跡もしっかり当時のまま残されている。
閉鎖空間だし逃げたくもなるのもわかるけど、日本人からしたらダミーの首や銃撃戦だなんて本当にフィクションのような話ですね。
「FAMOUS」って書いてるけどアル・カポネとマシンガン・ケリーぐらいしかわからんと当時も思ってたけど調べようとして日本のWiki開いたらこの二人しか載ってなかった。あんまり個別の紹介はなかったんじゃないかなあ。
徐々に晴れてきて非常にいい景色も見られました。最高すぎて急いで別のクルーズツアーに申し込んでしまったほど。レンタルWi-Fiの電波が飛んでなくて待ち合わせの連絡できずに焦ったけど(友人は別行動でルーカスフィルムのミュージアムに行っていた)、無理やりスケジュールにねじ込んでよかった…!
ところで映画の話題ついでに今日はオスカーの発表があったけど、主演男優賞は意外でした。もちろんアンソニー・ホプキンスは素晴らしい俳優なんだけど、最近はソーの子育て下手くそ父上の印象が強すぎる笑。とりあえずあの2作が見れる頃には関西も宣言明けてると良いなあ。
それでは、本日はここまでお付き合いありがとうございました