今週の鑑賞記録(11/27~)
今週は『すばらしき映画音楽たち』と『ようこそ映画音響の世界へ』を観てきました。
映画ファンはすごく楽しめると思うし、もっとこういう制作現場的な部分見てみたいと思ってしまう。とにかくメイキング映像とかでもなかなか音響とかには触れられないから興味深い内容。
※登場作品に関して若干のネタバレがあります。
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— 『ようこそ映画音響の世界へ』大ヒット全国順次公開中! (@eigaonkyo) 2020年7月21日
(((ようこそ映画音響の世界へ)))
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あの音はどうやって作られたのか?
“音”が映画にもたらす
⠀ ⠀ ⠀効果と重要性に迫る
⠀ 感動と興奮のドキュメンタリーhttps://t.co/upTczL3QIL
𝟠.𝟚𝟠 より全国順次公開#映画音響🎚 pic.twitter.com/A4Kn2wAQ4O
しかし評論家でもないし、まして音楽に詳しくないので(血が出ない程度に深爪してサボろうとしたぐらいピアノのレッスンが嫌だった)月並みな感想しかないのだけど、音の影響力というか情報量や感情に訴えかけるものの大きさには改めて驚かされる。無音と音声有り・編集有りの比較部分を見ればそれは一目瞭然。ホラー映画ってたしかに音が怖いんだよね…
そして改めてというのは音が印象的な映画って必然的に記憶に残ってて、映像ごと記憶している作品もあれば、音楽は良かったんだけど話を覚えてないなということもあるなあというのを音楽サブスクで映画のサントラプレイリストを聴きまくっている中で常々思っていた。全ての調和が取れてると感じられる作品は制作陣の考え方もうまく調和されたものなんだろうと思える。それが興行的に成功するかどうかはともかくとしてだ。
音響の方はより専門的な話に思えるけれど、制作陣の調和という意味では同じに感じるところがある。配信だったというのも影響しているだろうが、最近観たある作品で環境音が大きすぎてセリフが聞こえにくいということがあった。意図的だとは感じず、セリフを聞き取ろうとすることに集中してしまって映像に対しては気がそぞろになっていたように思う。どこを見せたいのか、何を感じさせたいのか、職人技で作り上げられて1本の作品になっていると思えばこそ、音響設備が整って、良いスクリーンを持つ映画館に足を運ばないといけないなという気にさせられる。
いやあ、改めて鑑賞してよかった。映画っていろんな視点で楽しめるんだって再認識できた。
個人的には『インセプション』のラストシーンの解説を読んだ時に音楽に関して触れてる考察で咀嚼しまくったからハンス・ジマーの凄さみたいなところが2本ともで触れられてて、最初に映画見た時の興奮とかが蘇ってきたので、その時点でもう昼寝やめて見に来て良かったと思った。
出てきた作品で見ていないものもいくつかあったから近いうちに鑑賞して音の渦に浸ってみよう