六甲高山植物園へアジサイを見に行く
6月末、アジサイを見に六甲高山植物園へ行ってきました。涼しい!お花キレイ!
今回は阪急・阪神の切符、バス、ケーブルカー代がまとめてお得な「六甲・まやレジャーきっぷ」が使えたので活用。六甲山みたいに施設が点在しているようなところ行くと自動車ほしいなーってなるけど、上記のチケットを使えば山上のバスを乗り放題できるので時間管理できる人で施設回るだけなら全然大丈夫。入園料の割引特典もありました。
記憶がある中で六甲ケーブルに乗るのは初めてかもしれない。こちらは「レトロタイプ」の車両。後ろ向きに上がっていくから若干ずっとジェットコースターの上りを思い出す感じ。
覚悟はしていたが、ここからずっと(山なので)虫虫パラダイスという感じなので虫除けスプレーはお忘れなく。
バカと煙は高いところが好きって、どういう意味なんだろう。とか考えながら外を眺めていると、沿線にも紫陽花がきれいに咲いていました。体感すごく速くて写真撮る時間がない。
そんなに標高高いイメージなかったけどWikipediaによると”園は海抜865mに位置するため年平均気温は北海道並の約9°C”ということだから、お花の開花時期も若干ゆっくりめということか。実際だいぶ涼しかったです。
10分ほどで六甲山上駅に到着。駅にツバメが巣を作っていてビュンビュンと飛び回っていたのだけど、駅員さん手作りらしい注意書きがかわいかった。ええんやで。
バスに乗っていざ出発。入り口は2箇所あるのでミュージアム前で下車しても歩いてすぐですが、この日はオルゴールミュージアムがお休みだったからか、皆さん殆ど高山植物園で下車してました。
行く数日前にニュースか何かで見た「幻のアジサイ」ことシチダンカが気になって訪問を決めたわけですが、ちゃんと見れた。
紫陽花の鞠のような形ではなく、慎ましやかに咲いていました。
名前は忘れてしまったけど、色と名前がすごく好きだなぁ〜となったものも。お花の名前って面白いよね。由来調べようとしたら某社のスマホ、圏外になってた。
こちらもアジサイの仲間らしい。なんだかブロッコリーの赤ちゃんに見える。
アジサイ園も季節を感じられてよかったのだけど、一番テンション上がったのは実は食虫植物コーナー。ウツボカズラとサラセニアもあった。砂漠地帯にありそうなイメージだけど高山でも育つんだなあという発見。ハエトリソウ家に置いたらコバエを殲滅してくれるのだろうか。
ちなみに英名のVenus Flytrapの由来は棘=まつ毛と見立てたかららしい。バサバサまつ毛って触ってみたいよな…。そして他にも触ってみたくなる葉っぱがいくつか。
最後のやつなんて、なんか舞茸のような葉っぱだ…。なんの木だったんだろう。
橋がかかって蓮がたくさんで、ということでモネの絵のような写真も撮れそうです。ちなみに現在、写真コンテストもやってるみたいです。ガチ機材のおっちゃん達を羨ましいな〜と眺めながら横を通り過ぎた。単焦点レンズを今年中には購入したい。
鯉もいた。「おー、鯉いるわ」とパシャリしたらわらわらと増えてきた。餌をくれる人じゃないんだごめんな…。
植物園の楽しいところは季節を感じられるところだなあと常々思っているのだけど、虫も多い分きっと耳でも楽しめるんだろうなあと最近受けた講義の内容を思い出す。日本人特有の感覚なんだって。
蓮のある池まで来ると折り返し地点。岩山を再現したエリアで撮影した写真ほぼ全部ブレてた…ドウシテ…。青いケシというのがあってまだツボミだったんだけど先端がほんのり青かった。実はたぶん青くない。
観察とかしてたらもっと時間がいるのでしょうが、所要時間だけでいうと1時間ちょいというところ。レストランのビーフシチューとクリームソーダ食べたかったけどバスがあと5分で来るということなので、夕方の用事に備えて下山。帰りは「クラシック」の方でした。単線だから同じのに乗る可能性もある。こうやって見ると恐ろしく急勾配。
六甲駅でランチを取るつもりが行きたかったお店がお休みで王子まで移動してカフェでレモンケーキと自家製ジンジャエールをいただきました。さっぱり!ごちそうさまでした。
以上、避暑にもおすすめ、レポートでした。それでは、また。