だって美味しいんだもの

旅の記録や日々の備忘録。なかなかダイエットが続かない

上映中にスマホつける奴とは一生わかりあわない

早速ですが皆さん、最近映画館に行っていますか?

私は年明け1発目はWW84を見てきました。マックス役の俳優さんがキングスマンウイスキーとは気づかず、なんとなく山崎○正に似てるなとか思っててすみませんでした(クリステン・ウィグも出てたからコメディかなって期待もあった)。

多くの映画館が全席販売を再開してしばらく経ちました。大手シネコンなどではコンセ販売も通常に戻っています(※)。パーソナルスペース広めの私は「ずーっと1席空けた状態で販売してくれても良かったのに」と思いつつ、それで映画館の商売厳しくなってしまうと困るので受け入れていたわけです。大人なので。座席に余裕がある作品なら予約の時点で左右前後確認して自衛すればいいのだしね…

※緊急事態宣言によって現在、対応が変わっている劇場もあるようです

 

…と思っていた時期が私にもありました!

もう嫌だ!1席空けて販売に戻してくれ!!(# ゚Д゚)

映画に集中できなかったという代償払ってんだから、隣の席の奴つまみ出す願いを叶えてくれぇぇぇぇぇ!!!今回のトナラー強烈すぎるんじゃボケ!

ルールを守って鑑賞すれば誰もが楽しい思い出だけを持って映画館から出られます。 

せめて上映中にスマホつけるのやめませんか?隣も嫌だけど後ろから見たらマジでこれだからな?お前だけホラー映画状態だからな?

nlab.itmedia.co.jp

マナーなんていうのは人それぞれのものさしによって受け止め方は違うから当てにならないけれども、皆が少しずつ空間を共有する人のことを考えられたら、もっと映画を楽しめるんじゃないかなーと思うわけです。というかヒーロー映画見に来ててお前は何を学んでいるんだ。

注意したらいいじゃんって言う人もいるけど、上映中に画面から目を離したくないし注意の声で他の人を邪魔したくないです。

帰りに映画館から出るエレベーターの中で大学生ぐらいの子たちがドアのボタン押さえてたらお礼言ってくれて、こっちも優しい気持ちになれたんで自分も腐っちゃいけねえなと思ったからマジもう救い。感謝しかない。あと、私はやっぱりMARVEL映画の方が好きみたいです。

 

以下は今回出会ったトナラー許せないよというだけの愚痴なので仕舞っておきます。

ちなみにこれまで出会った印象的なトナラーにはすべてニックネームをつけてます。同じ人何回も見かけるってことは見る映画の傾向が似てるんだろうな。唯一メロンパンボーイ(トナラー予備軍で本編開始前の予告が流れている際、ひたすらメロンパンを貪っている。飲み物は買わない主義)だけは害悪じゃない。

 

 いやね、たまたま同じタイミングで隣り合う席を予約しちゃった可能性は捨てきれないから1万歩ぐらい譲って隣るのはいいですよ。もしかしたら定位置なのかもしれないし。でもな、、、空いてる映画館で隣ってくる奴の9割が(私調べ)やべーやつなんだよ!

 

 ■名人との邂逅

今回遭遇したトナラーはマジで隣でされて嫌なことフルコンボする名人だった。

 

掴みからして完璧。私は上映開始15分前に入場したのだが、名人はすでにそこにいた。近づけば私の座席に荷物が置いてある。繰り返すが15分前である。まだ予告編も流れていない時間帯だ。ちょっと勝手すぎやしないか。

とはいえできるだけ関わりたくないので「すみません」とだけ声をかける。名人は組んでいた足を解く。そっちじゃねえ。ていうか足長いのか知らんけどはみ出すぐらいの足の組み方すな。

「ここ、私の席なんですけど」

「あ、そっちですか」

何だその反応!?ちょっと予想と違う方向から来た!「すみません!すぐどけますね」とかじゃないんだ!?邪魔なんですけど〜ぐらい言ってやればよかった。名人は逆方向の座席に荷物を移したが、もう一度繰り返しておこう。まだ予告編前である。客はチラホラと入場しているのだ。

 

イヤ〜な気分でスマホをいじっていると予告編が始まった。名人はタブレットをいじっていたのだが、その光景になんとなく見覚えがあり、思い出そうとしているうちに本編に移った。すると、開始3分ぐらいで座席が震えた。おかしい、私が見ているのは4DXではない。

そう、明らかにスマホかなにかのバイブ音だ。めっちゃ近い。名人だ。これポケットかなんかに入れてるだろ。しかも長い。電話か。マナーモードなら許されると思ってたか?私は機内モードにしてたのに授業中にリマインダー鳴って怒られたし恥ずかしかったことあるぞ。しかし名人は動じない。切り忘れたのかも?と思わせる作戦か。でもうるせえから許さねえぞ。

 

脳内ではドンちゃんがすでに「連打〜〜〜〜〜」とはしゃいでいるが、私のイライラは募るばかりだ。隣に来られるのが嫌な理由の1つに非現実である映画の世界に入り込みたいのに、人間の視野角200度に入り込まれると途端に現実感に襲われることを挙げている。それでもトナラーがおとなしく座席にもたれてさえいれば問題ない。あと大興奮して前のめりになるのはしょうがない。許す。でもそこからなぜ貧乏ゆすりを始める!?てめえの耳にもビート刻んでやろうか。

そしてこのビートで完全に思い出した。前にも同じことがあったような…?あーーーーっ!こいつ前にも隣に来た疑似評論家トナラーじゃねえか!!!そうだよ、開始ギリギリまでタブレットで映画のこと調べてんだよ!ハーレイ見た時だ!あーーーームカつく!

 

そして、名人が散々好き勝手しておいてクライマックス付近で泣き出したところで完全に冷めた。

なんで映画には共感できてリアルには人の感情を読み取れないんだろう。怒りを通り越して呆れるしかなかった。映画に罪はないけど、早くこの空間から出たいって思ってしまった。

それで終わったら良かったのに、案の定エンドロールが始まった途端スマホを取り出す。よく若者がスマホ見てるって言うけどそんなことない。色んな年齢でいるよ。名人はおっさんだった。スマホが気になるなら早く出ていけばいいのに、結局明るくなるまで座ってた。私だけが我慢するのが正解だったはずがない。どうすればよかったのか、いつも考える。

 

■その他伝説のトナラー

紙一重おばさん(5回以上遭遇):何らかの映画の公開初日に現れる事が多い。だがいつも本編が始まるギリギリか始まった直後に入ってくる。座って1分ほどはリュックの中のポリ袋をガサガサ触っている。うるさい。 TOHOシネマズ梅田だけかと思ったら他の劇場でも同じ特徴の人を見た

・キング(2回遭遇):両方の肘掛けをフル活用してくる。まさに王様のような座り方をなされている。たまにうたた寝をなされるので睡眠をしっかりとってから鑑賞していただきたい

・ 頻尿カップル:2時間の映画で5回は外に出た。前を遮られるので死ぬほど邪魔である。腹が立ったので足をどけないでやった。